2021.12.15
こんにちは!
第6回大会の「久留米絣はだごろも『うぶ』」を担当させていただいている学生です!
こちらでは
・ノミネート商品紹介動画(このページの1番上)をより詳しく
・(生まれてからずっと久留米一筋で育ってきた私が驚いたこと・感じたこと)
を紹介していきます!
伝統工芸である久留米絣は主に福岡県八女郡広川町で生産されています。
では、何故広川町なのか
その理由はいくつもありますが、なんといっても
水
です。
(私は、小学校の地域学習で広川町で生産されていることを知っていましたが、何故広川町なのかというのは完璧に忘れていました…)
動画内にもあるように、
水道水を使って久留米絣を染色すると、
塩素系の反応で化学反応を引き起こしてしまいます…
そのため、久留米絣の染色には
無垢の水
が重要となってきます。
この無垢の水である地下水が自然に流れているところが、広川町であり、広川町が久留米絣の産地として根付いたということであります。
久留米絣は手織りももちろんありますが、主に機械織りで生産されています。
「機械」と言うと、最新の機械が動いているんだろうなと思うかもしれません。
しかし、さすがは伝統工芸品の久留米絣。
ただの機械ではありません。
久留米絣の製造に適した、歴史ある今では部品すら製造されていない機械を今も使用されてあります!
昔からのいい塩梅で久留米絣を製造してくれるこの機械があることで、今も久留米絣が生産されています。
機械織りの後は、
国家資格を持っている和裁士が一針一針手縫いで丁寧に
仕上げているところもこの商品のこだわりとなっていて、高品質である理由でもあります。
やっと本題に入ります。
なぜ久留米絣で赤ちゃん用の肌着を作ろうと思ったのか、というところが私が今回の取材で一番聞きたかった点でありました。
この点を質問してみた内容が動画にも入っていますが、
・久留米絣はもんぺという考え・イメージの払拭
・若い世代への久留米絣の普及
・久留米絣という良いものを届けたい
という点がなぜ久留米絣で赤ちゃん用の肌着を作ろうと思ったのかということでした。
→久留米絣はもんぺという考え・イメージの払拭
久留米絣はもんぺという考え・イメージが特にご年配の方々にはあるようです。
私の祖母にもこの商品の写真を「これは久留米絣で作られている」ということを説明して見せたら驚いていました。
こうした「久留米絣はもんぺ」というイメージを払拭するため、絣衣人ではいろんな久留米絣の商品を作られています。
→若い世代への久留米絣の普及
(正直、私も久留米で生まれ育ち、これまで久留米絣の存在は知っていましたが、身に着けたりしたことは全くありませんでした… )
こうした若い世代が、実際に出産祝いの贈り物としてこの商品に触れる機会などがあったときに、久留米絣の良さを実感し、久留米絣が普及していくことも考えられています。
→久留米絣という良いものを届けたい
何といってもこの点を絣衣人さんは一番皆様に実感していただきたいのだろうなというのを取材を通して特に感じました。
実際に商品を触ってみると、「絶対に肌に優しいな」ということを私でも確信しました。
この
肌触りの良さ
が文字では何とも伝えにくいのが残念ではありますが皆様も、絣衣人さんの店頭や久留米市の大本山善導寺で不定期で開催されている「戌の日マルシェ」でぜひこの肌触りをご体感ください。
久留米絣は
抜群の吸湿性に優れ、通気性が良く蒸れにくく、
(汗がスッと引いていく)
夏は涼しく、
冬は暖かい
生地で
赤ちゃんのデリケートなお肌を優しく守ります。
機能性と動画内で前後しておりますが、どこで販売されているのかご紹介させていただきます。
・日本酒処巡る(店内)
福岡県久留米市小頭町2-13パークハウス1階
営業時間はHP・Instagramをご確認ください
HP:http://www.hashizume-sake.jp/?page_id=36
Instagram:@kasuriito_kurumekasuri
・戌の日マルシェ(大本山善導寺)
福岡県久留米市善導寺町飯田550
開催日はHP・Instagramをご確認ください
HP:http://www.zendoji.jp
Instagram:@inunohi_marche_zendouji
ぜひ手に取って、肌触りの部分などを実感してください!
【追記(2021/12/14)】第6回大会の投票期間は終了となりました。投票していただいた皆様、ありがとうございました!