2021.12.16
こんにちは、
このページをご覧いただきますありがとうございます。
株式会社 柳川ツキ板工芸さんの「天然木象嵌」です。
豊かな自然環境に恵まれ、人々が穏やかに暮らす筑後地方には、伝統的な工芸の技術が特に数多く伝えられています。
しかし、伝統と呼ばれるものは多く、時代の変化とともに忘れ去られ、継承存続することが難しいくなるのが世の習いです。
今年9月には、現地取材として製造・販売元の柳川ツキ板工芸さんに足を運んで、事業者の自らの話を通して、木象嵌の歴史やできるまでには様々複雑な技術が必要であることを改めて認識しました。
現在、モノづくりの精神が脈々と受け継がれている柳川では、超精密レーザー加工の導入により、今まで高度な熟練の技と時間とコストが必要とされていた象嵌の加工が、短時間でリーズナブルにな予算、かつ、安定した品質、より緻密でハイクオリティな表現が可能となりました。
伝統工芸と先端技術の融合から新たな可能性が生み出され、世代を超えた技の継承に新しい風を吹かせます。
今回、私は天然木象嵌をPRするとともに、柳川ひいては筑後川流域そのものへの理解も深めることができました。
地域が誇る伝統工芸の数々に一人でも多くの人の関心が向けられることを、私は願ってやみません。
今後も筑後川流域の大きな魅力をますます広く発信し続けていきたいと思います。
第6回大会の投票受付は、12月12日をもちまして終了しました。
期間中、投票をしてくださった皆様に、心より深く感謝申し上げます。
12月21日の結果発表まで、どうぞ楽しみにお待ちください。